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第1回 学友会・凌霜会 下関支部 合同講演会・懇親会報告 (2020.1.22)

と き  2020年1月22日(水)
ところ  シーモールパレス(山口県下関市)
講 師  神戸大学 大学文書史料室 野邑理栄子先生
演 題  「知っていますか?神戸大学の昔と今」

去る1月22日、2年ぶりに下関市在住の神戸大学の卒業生が集まりました。
参加人数は16名。他支部と比較すると小さな集会でしかないのかもしれません。
しかし、私が記憶する限りにおいて、恐らくは近年、最も多くの卒業生が集まり、最も盛会裡に終わった懇親会ではなかったでしょうか。

当支部は、これまで凌霜会として活動して参りました。恐らくは50余年の歴史をもつ、伝統ある支部であったと思います。
しかしながら、他支部と同様、会員の高齢化は進み、若年層の取り込みに失敗し、会員数は年を追うごとに減少して参りました。
前年の懇親会の参加人数は、遂には7名。
開催の中止を余儀なくされました。

しかし、私たちは会の再起をかけてもう一度、動き始めました。
まずは、会員を増やすこと。
そのためには、凌霜会だけの枠組みでは限界があり、私たちは凌霜会と併設する形で、まずは学部に拘らない学友会の新設を行いました。
次に、私たちは新規会員の勧誘に走りました。
当初は謝絶の連続でしたが、貴重な出会いもありました。
取り分け、株式会社長府製作所(東証1部 5946)の種田清隆社長(昭和54年/工)とのご縁を頂き、同社より3名の新規会員の申し込みを受けました。

懇親会は装いも新たに、これまでの会食形式から、講演会+立食パーティーの2部構成へと、大きく変更しました。 講演会は、凌霜会 支部拡大実行委員長 辻本健二氏のお世話を賜り、神戸大学 大学文書史料室より野邑理栄子先生のご紹介を頂きました。

そして、懇親会当日を迎えました。 参加人数は、私たちの予想を上回る16名の会員が参集しました。 経済・経営・法学部の他、工学部、理学部、農学部と、学部の多彩なこと。 また、北九州支部よりゲストとして、金谷康彦氏(昭和30年/経営)と廣瀬隆明氏(昭和52年/経営)のご列席も賜りました。

会は、第Ⅰ部として、野邑理栄子先生の講演「知っていますか?神戸大学の昔と今」より始まりました。神戸大学の知らざる歴史や、意外な史実、テンポの良いクイズあり、何より野邑理栄子先生の抑揚ある、かつ軽快なトークに、会場は大変に盛り上がりました。 第Ⅱ部は立食パーティーです。支部長 中島潔氏(昭和48年/経営)の挨拶、前支部長の山本猛彦氏(昭和28年/経営)の乾杯に始まり、しばしの歓談の後、山本興治氏(昭和44年/経営)の中締めにより、盛会裡に終了しました。

一時は会の存続自体が危ぶまれた下関支部でしたが、たくさんの方々のご厚意やご協力を得て、「凌霜会 下関支部」は「学友会・凌霜会 下関支部」として、再スタートを切ることができました。 私たりは改めて、会員の増強こそが会の存続力だと考えています。 私たちは、第2回の懇親会を目指して、引き続き一人でも多くの会員を集めていく所存です。

無論、どこまで走れるか分かりません。 あるいは、また縮小を余儀なくされる可能性もあります。 しかし、私たちは、下関支部の会員の熱い思いがある限り、その火をいつまでも絶やすことがないよう、また次の世代にバトンタッチしていけるよう、本会を精力的に活動して参りたいと考えております。

(竹本順司)

 

 

以上

 

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