ロゴ

研究・メンバー紹介


A01 マウス初期胚におけるDNA複製プログラム制御機構の解明

高橋 沙央里(Saori TAKAHASHI) 所属元のHP


高橋沙央里
理化学研究所 生命機能科学研究センター 研究員
栃木県出身。これまで東京や大阪などで、発生や細胞分化におけるエピジェネティクス制御に関心を持ち、研究を続けてきました。2016年に理化学研究所(神戸)に移ってからは、DNA複製タイミングを1細胞レベルで解析可能な技術「scRepli-seq」の立ち上げに携わり、それを用いてマウス初期胚が持つ特殊なDNA複製機構と、それに伴うゲノム不安定性の発生を明らかにしてきました。本学術変革領域では、こうしたゲノム不安定性を引き起こすDNA複製プログラムの制御機構を明らかにするとともに、生物がこの特殊な複製様式を獲得した背景と、その進化的・生物学的意義の解明を目指します。

研究内容


Coming soon

Coming soon
Coming soon

Coming soon

Coming soon

Coming soon
Coming soon

Coming soon

プロジェクト概要図



A02 初期胚が持つ染色体分配異常へのリスクマネジメント 

京極 博久(Hirohisa KYOGOKU)  所属元のHP


Generic placeholder image
神戸大学 農学研究科 准教授
兵庫県出身。何だかんだずっと神戸。学生時代には、核小体やクローンの研究を通じて、ブタやマウスの胚操作技術、顕微操作技術を学びました。博士課程修了後は、理化学研究所で、マウス卵母細胞の染色体分配や核サイズに関する研究に従事しライブセルイメージング技術やNGS技術を学びました。その後、神戸大学大学院農学研究科で助教を務め、2025年からは同大学高等学術研究院の卓越准教授として、哺乳類初期胚の核サイズや染色体分配、DNA複製に関する研究を進めています。本学術変革領域では、マウス初期胚がどのようにリスクマネジメントを行っているのかを、染色体分配異常と細胞運命決定の観点から明らかにしていきたいと考えています。

研究内容


ライブイメージングを用いた細胞の運命追跡

最近の研究から、初期胚は非常に高いモザイク胚形成率を示すことを明らかにしたが,それらの胚を胚移植すると産仔率は60~80%と高い値を示した。すなわち,初期胚には染色体に異常のある割球(細胞)を淘汰する何らかのメカニズムが存在するという仮説を立てることができる。本研究では、ライブイメージングを用いた細胞の運命追跡により異常を持った細胞の運命の追跡を行う。

初期胚の細胞の運命決定メカニズムの解明

研究分担者である,竹林,林と協力のもと,NGSをベースとした手法で、初期胚の細胞の運命決定メカニズムの解明を行う。

プロジェクト概要図



研究分担者


竹林 慎一郎 (Shin-ichiro Takebayashi)

三重大学  生物資源学研究科 教授
竹林 慎一郎

ゲノムの複製や構造変化を単一細胞レベルで調べて,それらの制御メカニズムを理解することを目指しています。そのための新しい技術の開発も行なっていきます。

林 哲太郎 (Tetsutaro Hayashi)

理化学研究所 生命機能科学研究センター 技師
林 哲太郎
Coming soon

Coming soon

  • 情報1
  • 情報2
  • 情報3


A02 エピブラストにおける次世代ゲノムのリスクマネジメント戦略

橋本 昌和(Masakazu HASHIMOTO) 所属元のHP


橋本昌和
福島県立医科大学 細胞科学研究部門 准教授
兵庫県出身。これまで東京・大阪・愛知周辺を行ったり来たりしていましたが、2024年度から初めて東北の地、福島県にやってきました。 学生時代にゲノムインプリンティングや体軸形成の研究を通してマウス発生生物学や胚操作技術を学び、学位取得後はエレクトロポレーションによる受精卵ゲノム編集法の開発、エピブラスト形成における細胞競合現象を見出してきました。個々の細胞のふるまい(極性や多能性や分化など)によってうまれる組織や個体レベルでのダイナミックな変化に興味を持って研究をしています。この学術変革領域では、マウス着床前胚における細胞選別機構の仕組みや生理的意義を研究することによって、初期胚で生じるゲノム異常のリスクの実態やそれを回避する機構・意義を明らかにし、哺乳類の生殖サイクルを実現する戦略の理解を目指します。

研究内容


Coming soon

Coming soon
Coming soon

Coming soon

Coming soon

Coming soon
Coming soon

Coming soon

プロジェクト概要図